インド世界における音楽創造性の源
-Raga, Talaに基づく即興音楽の実際-
講師:小日向英俊
注目のの国インドの音楽のさまざまなジャンルを紹介し、即興演奏の楽しみ方も紹介します。
日時:2008年9月28日(日)、午前:10:00〜12:30、午後:13:30〜16:30
会費:
午前 3.000円(一般)、2,000円(会員)
午後 3,000円(一般)、2,000円(会員)
全日 5,000円(一般)、4,000円(会員)
場所:きゅりあん 5階 第4講習室(東京都品川区東大井5-18-1、
JR京浜東北線、東急大井町駅下車すぐ。[駅前LABIの奥])
申込:サトルエネルギー学会秘教科学分科会(神尾)
(氏名、住所、電話、勤務先をご連絡ください。)
主催:サトルエネルギー学会 秘教科学分科会
(Tel$Fax: 03-3672-8473, Email: kamio@subtle-eng.com)
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スケジュール
午前:北インド音楽の理解、音楽鑑賞
午後:即興の試み(発声・簡単な歌・即興の練習)
インド音楽の中で遊んでみましょう。
インド世界における「音楽(Sangita)」の特徴は、その長い伝統と演奏家個人の創造性にあると言われます。また音楽は、その演奏や練習を通じて神に近づくためのものと考えられています。ヒンドゥー教のバジャン、イスラーム教のカッワーリーなどは、神を称揚するための歌です。芸術歌曲においても、その歌詞には神々が登場します。こうした歌、器楽、舞踊を含むその伝統(Sampradaya)は、師匠ー弟子の関係で伝承されてきました。その中で個人の創造性を発揮させながら伝統を維持するためのしかけが、ラーガ(Raga)やターラ(Tala)と言われるルールです。
私たちは、音楽とはだれかが作ったものを演奏するものと考えがちですが、インド音楽では一定のルールを守りながら創りながら演奏するのです。
このセミナーではこれらを理解しながら、主に北インドの音楽の理解を深めます。また、ワークショップ形式で簡単な即興をこころみましょう。だれでも歌える簡単な歌で、相手の「創造性」に呼応し合うことができます。