伴奏をお願いした龍聡氏にこの場を借りて御礼申し上げます。いつもボランティア状態でこのプログラムにおつきあいいただいております。今日は、パートナーの恵子さんにもお目にかかれうれしかったです。
我々のプログラムはさておき、前半はモーツァルト三昧、後半はインド音楽あり、黒人霊歌あり、そしてフルート二重奏ありでヴァラエティー豊かだったです。
最後のプログラムのフルート二重奏は、G.ショッカー(Gary SCHOCKER)作曲『フランスに乾杯』の5曲でしたが、なかなかおもしろい作品でした。もちろん阿部隆雄氏、上田恭子氏、Pf伴奏の法領田れい子氏の息の合ったすばらしい演奏でした。
アメリカ人だろうなと思いつつも、不覚にもこの作曲家を知らなかったので、阿部氏に伺ったところ、まだ40代の若手ばりばりのフルーティストであり作曲家とのことでした。
ちょっとサイトを探ってみると、これ(http://www.garyschocker.com/)が見つかりました。たのサイトでも、なかなか注目されている様子ですね。ちょっと、この人の作品を聞き込んでみようと思います。なかなか旋律の作りに遊びが見えて、ちょっと北インド古典音楽の即興原理にもにた語法が聞こえてきたのでぴーんと来たわけです。
本日ご出演の皆様の音に出会え、まことに幸せな時を過ごさせて頂きました。
また、コンサート終了時に私のCD『月明かりの下で Under the Moonlight』をご購入の皆様に感謝申し上げます。本日の収益の一部を四谷若葉教会の教会堂建設の資金の一部として寄付させていただきました。
改めて、長年にわたり本シリーズのプロデュースをしていらっしゃる伊三木潮子氏に、本日の出会いを作って頂いたこと感謝いたします。
ちょっと、彼のWebを覗くと作品リストがありました。今日演奏のこの曲の原題は何かなと思ったのですが、近い曲名にFrench Toastがありました。今日のプログラムの邦題はどのような経緯から付いたか判りませんが、『フレンチ・トースト』とするのが正しくはないでしょうか?それとも、上記の解釈ですでに邦題の訳が定着しているのでしょうか?